2024年2月から、住宅省エネ2024キャンペーンの公募が始まっています。
HPはこちら 住宅省エネ2024キャンペーン【公式】 (mlit.go.jp)
簡単に言うと「省エネなどにつながる住宅工事を国が補助」してくれるキャンペーンです。
条件を満たした新築工事、新築住宅の購入、リフォームに対して高い補助があります。
新築を建てる際にはもちろん、もしリフォームの予定があれば、この制度を使うとお得です。
リフォームの場合は住んでいる家が持ち家なら一戸建てやマンション、どちらも申請可能です。
まずは一番利用しやすい「先進的窓リノベ2024事業」についてご説明します。
補助対象になる工事は?
●内窓を付ける、交換する工事
内窓とは、今ある窓の室内側に付ける専用窓です。
断熱性能や気密性をアップさせ、騒音や結露などを減らすことが出来る商品です。
部屋の暑さや寒さには窓からの影響が大きいため、内窓は室内温度を保つのに効果的です。
工事は窓まわりの採寸をし、作成したものを後日取り付けるだけなので簡単です。
窓の数やサイズにもよりますが、一般的な商品だと費用も数万円~と、比較的リフォームしやすいです。
1か所ずつの計算となるため、5万円以上の工事なら何か所でも補助があります。(最大200万円まで)
また、YKKやリクシル、ウッドワンなど様々なメーカーから商品が出ており
補助対象にもなっていますので、インテリアとも調和させることができます。
無垢の木枠で手触りも優しい MOKUサッシ|内窓|WOODONE
窓を閉めると鍵もかかる マドリモ 内窓 プラマード U | 商品を探す | YKK AP株式会社
種類が豊富 LIXIL | 窓まわり | インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様
●内窓のデメリット
よく聞くデメリットとしては以下の点が挙げられます。
・変形窓に取付できない
・開閉の手間が増える(窓を開けるときに2回開けないといけない)
普段開け閉めをあまりしない窓なら良いですが、このようなデメリットもあるため
デメリットも考えて検討しましょう。
また、内窓工事が難しい場合、窓ガラスだけを交換する方法があります。
他にも外窓交換(カバー工法)(はつり工法)などもあります。
希望しているリフォーム内容と合うようなら、他の方法も検討してみましょう。
窓リノベ工事と同時申請で、玄関ドア交換工事の補助もあります。
ドアだけで申請はできませんが、窓リノベと同時申請で
今あるドアを、断熱性能の高いものと交換する工事に補助が出ます。
ドア交換はカバー工法なら基本的に1日で工事が終わります。
騒音も少なく、粉じんも出にくいというメリットがあります。
ドアの種類や状況によりますが、費用もおよそ20~40万円前後です。
また、この機会に電子キー(キーレス)付きドアへ変えると、とても便利です。
●カバー工法のデメリット
現在のドア枠にカバーをつけるので、カバーの分だけやや玄関の開口が狭くなる、ということが挙げられます。
カバー工法の説明と写真はYKKのホームページ載っていますので、どれだけ変わるかがイメージしやすいです。
カバー工法のほかに、まるごと玄関ドアを取り換える方法もあります。
こちらは大掛かりな工事となりますが、この制度が使えますので
ご予定のある方はチェックしてみてください。
もし「リフォームしようかな…」と考えている、近々予定があるのでしたら
この制度を利用してみてはいかがでしょうか?
補助金ありきでのリフォームはお勧めしませんが、リフォームで自宅の性能を上げて
ついでに補助金がもらえたら嬉しいですね。
締め切りは予算が上限に達するまで、または2024年12月31日までとなっています。
締め切りまでに予算が上限になってしまうことが多い制度ですので、注意が必要です。
制度の詳細や、補助金の対象となる商品については、公式ホームページや施工店に確認してください。
※制度や期限については変更される場合があります
住宅省エネ2024キャンペーン【公式】 (mlit.go.jp)
最後に、小さなリフォームでも必ず見積もりを取り、契約内容を確認して、慎重に契約してくださいね。
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